カントン包茎は症状に応じて治療方法も異なります
カントン包茎には、平常時はスムーズにむくことができる、平常時からスムーズにむくことができない2つのタイプに分けることができます。さらに、無理に鬼頭を露出させようとすると元に戻せなくなり鬼頭や陰茎への締め付けにより痛みおよび包皮がドーナツ状に腫れ上がるなどのリスクもあり、これをそのまま放置すると亀頭が壊死することもあるなど、緊急手術を要するケースもゼロではありません。
カントン包茎の治療は、一般的な泌尿器科の診療科を持つ医療機関や包茎手術を専門にしているクリニックで受けることが可能ですが、泌尿器科の場合は手術の希望をしないときや緊急手術が必要であると診断が下されないときには特別な処置を行わないところもあるようです。
ちなみに、泌尿器科は一般的な病院や大学病院などのような規模が大きい医療機関などに設置されており、中には泌尿器科専門の医療機関もありますが、通院しやすい場所にある医療機関を選ぶと良いでしょう。
自分の状態が包茎であるのか否かをしっかり検査
泌尿器科での治療は、第一に自分の包茎がどのような種類になるのかを検査することから始まります。包茎には軽度の仮性包茎や重度の仮性包茎、真性包茎やカントン包茎といった種類があり、カントン包茎と診断されたときには包茎手術が必要であるのか否かを専門医が教えてくれます。
カントン包茎などの検査は、ペニスの皮のかぶり方や締め付けなどの判断を行うのが一般的で、直接ペニスに触れて締め付け度合いの触診を行うこともあります。
皮の余り方や厚み、先端の締め付け方や鬼頭の状態、そしてペニスが体内に埋まっていないのかなどの項目を検査してカントン包茎の状態を調べてくれます。
ちなみに、一般的な泌尿器科では検査時に女性の看護師さんが専門医のサポートを行うので抵抗を感じる男性も多いかと思われますが、包茎専門のクリニックでは男性の専門医およびカウンセラーが対応するなどの違いがあるため、気になる人は専門クリニックでの検査がおすすめです。
まとめ
包茎治療を専門にしているクリニックの中には手術を勧めるところもあるようですが、一般的な泌尿器科では軽度症状の場合は様子を見て手術をすべきか否かを決める医療機関が多いといいます。
検査を受けることで自分のカントン包茎の状態を知ることができるのですが、一般的な泌尿器科は検査時に専門医のサポートを行う女性の看護師さんが付き添いとなるので、男性の中には抵抗を感じてしまうケースも多いようです。その点、専門クリニックは男性の専門医やカウンセラーが担当するので抵抗を感じることはありません。